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投稿日:2023年8月7日

1.時間の設定
セルロースエーテルはモルタルに対して一定の遅延効果があります。セルロースエーテルの含有量が増加すると、モルタルの硬化時間も長くなります。セメントスラリーに対するセルロースエーテルの遅延効果は主にアルキルの置換度に依存し、その分子量とは密接な関係はありません。アルキル置換度が低いほど、ヒドロキシル含有量が多くなり、遅延効果がより顕著になります。さらに、セルロースエーテルの含有量が高いと、複合フィルム層はセメントの初期水和を遅らせる効果がより大きくなり、したがって遅延効果もより明白になります。

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2.曲げ強度と圧縮強度
通常、強度はセメント系セメント質材料の混合物の養生効果を評価する重要な指標の一つです。セルロースエーテルの含有量が増加すると、モルタルの圧縮強度や曲げ強度が低下します。
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3. 接着強度
セルロースエーテルはモルタルの接着性能に大きな影響を与えます。セルロースエーテルは、液相系でセメント水和粒子間にシール効果のあるポリマーフィルムを形成します。これにより、セメント粒子の外側のポリマーフィルム中の水の量が増加し、セメントの完全な水和に役立ち、それによって結合が向上します。硬化したスラリーの強度。同時に、適量のセルロースエーテルはモルタルの可塑性と柔軟性を高め、モルタルと基材界面の間の移行領域の剛性を低下させ、界面間の滑り能力を低下させます。モルタルと下地の接着効果をある程度高めます。さらに、セメントスラリー中のセルロースエーテルの存在により、モルタル粒子と水和生成物の間に特別な界面遷移ゾーンおよび界面層が形成されます。この界面層により、界面遷移ゾーンの柔軟性が高まり、剛性が低下するため、モルタルに強力な接着強度が与えられます。


投稿時間: 2023 年 8 月 7 日